【インスタで話題】フルーツサンドが人気の理由について考えてみた

「萌え断」という言葉が広まるきっかけの1つとなったフルーツサンド。

実際にフルーツサンドで有名になったお店の商品を食べてみて、なぜ若者の間で人気になったのかを考えてみた。

インスタ映えする「萌え断」

まず萌え断とは、「サンドイッチなどを切った際の美しい断面に萌えること」。萌えるという感覚は人によって曖昧だが、心がときめく感覚といえば伝わるだろうか。

食べるのがもったいないくらい美しい形と色を保った断面は、思わず写真に収めて、SNSにアップしたくなる。

その断面は、投稿を見た人をひきつけ、インパクトを残す。

フルーツの配置、フルーツの形、フルーツの彩、パンの厚み、クリームの色…萌え断は工夫が集まった芸術だ。

感動を与える萌え断は、感性が豊かな若者をひきつけた。

フルーツで罪悪感がない

近年の健康ブームで、スイーツにもこだわる若者は多い。

現に私も「ヘルシーおやつ」をテーマにブログを運営するほどおやつに対しても健康を意識する。※「ほそののおやつ

その中で、フルーツが丸ごと入ったフルーツサンドは、ビタミンが摂れるなどの健康的なイメージがあるので、罪悪感がない。

フルーツというヘルシーさは、健康志向の人を上手くひきつけた。

普段は食べないからこその特別感

どこかの記事で、若者のフルーツ離れが話題になっていた。「皮を剥くと手が汚れるし、ゴミが増える」「高すぎて容易に買えない」「味が好きではない」など理由は様々だ。

あいにく私は祖母に育てられ、毎日フルーツが身近にある環境で生きていたので、フルーツ離れとは無縁だ。

しかし、私の同年代にはフルーツが苦手で一切食べない人やフルーツにの種類によって好き嫌いする人が多い。そういった中でも、手軽にフルーツが食べられるフルーツサンドはフルーツ離れしている若者にとっては新鮮だ。

さらに、八百屋さんのフルーツサンド・地元のフルーツを使用したフルーツサンド等は特に特別感と安心感があり、買い手をひきつける。

フルーツ離れが深刻な若者に新鮮さと特別感を与え、ひきつけている。

「お腹を満たす」から「心を満たす」へ

私の祖父母世代は産業革命で食をゆっくり味わう時間などなかったし、その日を食つなぐのに必死だった。

サンドイッチは片手で食べられるので、時間がないときも食べながら仕事ができる。食べやすくするために食材は薄くカットするので、低コストで大量生産ができた。

しかし、萌え断を意識したサンドウィッチは片手で食べにくい。食材をふんだんに使うのでコストがかかる分、値段が高い。

労働賃金が上がり、豊かになった現代の人々がサンドイッチに求めるのは、「お腹を満たす」から「心を満たす」への移行だ。

食で感動や経験が手に入る。そういった商品が好まれているのだ。

まとめ

フルーツサンドが人気の理由について私なりに考えた結果は下記だ。

  • インスタ映えする「萌え断」が若者の感性をひきつけた
  • フルーツが入っている点で、健康ブーム下の罪悪感がないスイーツに位置付けられた
  • フルーツ離れした若者に新鮮さを与えた
  • 時代のニーズに合っていた

フルーツサンドのブームが去った後にまたブームになるものも、この原則と一致したものだと思われる。

「バナナジュース」「焼き芋」…変化するブームを分析して、ニーズの変化を分析するのはとても興味深いので、今後も続けていきたい。

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